大手企業/外資系企業の内定HACK術

コンサル/外銀、メガベンチャー/広告代理店、商社/メガバン志望者必見!!外コン内定者が教える就活HACK術

内定HACK術:外コン・外銀/大手企業内定者の勝ち組就活スケジュール

就活は計画が重要

    就職活動を捉えるうえで、スケジュールは非常に重要です。なぜなら、このスケジュールによって、就活生の間で非常に差が生まれやすいからです。

    巷では、現在(2016年3月)合同説明会がスタートし、社会に就活ブームが到来しています。ただ、私を含め、数%の17卒の学生は既にコンサルティングファーム、投資銀行、メガベンチャーから内定を獲得しており、同じ17卒の学生でも大きな差があることが一目瞭然です。

就活スケジュール

 

   このような就活間における差はなぜ生じるのでしょうか?経団連が変更した新卒採用の本選考のスケジュールによってもたらされた差なのでしょうか?答えはNoです。

   世間一般では、今回の就活スケジュール変更が大きく報道されていますが、おそらくこのブログの読者であるコンサル(外コン、日系コンサル)、投資銀行部門(外資系/日系IB)、メガベンチャー、商社、広告代理店、メガバンク志望者のようなハイエンド就活生にはあまり関係のない話かもしれません。

ハイエンド就活

 

   ハイエンド就活生は基本的に、経団連によるスケジュール変更前(~15卒)でもスケジュール変更後(16~17卒)でも変りはありません。なぜなら、上記のような難関企業の内定を獲得するには、サマー/オータム/ウィンターインターンシップなどに参加し、就職活動の経験値を上げるOR内定を獲得してしまうことが必要だからです。

業界別スケジュール

 

◎コンサルティング業界

   コンサルティング業界の特徴は、採用の中心が本選考ではなくインターンシップにあるという点です。コンサルティング業界は実力主義であるため、業界に入る段階で一定水準の能力を満たしていることを採用の軸に置いています。   

   そのため、本選考の面接選考のみでは、能力の大部分が不透明で見えにくいため、インターンシップによる採用を中心に行っています。ただ、本選考を実施する会社もありますが多くはありません。

◎外資系投資銀行部門/メガベンチャー

   外資系投資銀行/メガベンチャーもコンサルティング業界ほどではありませんが、実力主義であるため、業界に入る段階で一定水準の能力を満たしていることを採用の軸に置いています。      

   そのため、本選考の面接選考のみでは、能力の大部分が不透明で見えにくいため、インターンシップによる採用を中心に行っています。ただ、本選考を実施する会社もありますが多くはありません。

【コンサル/投資銀行/メガベンチャー 勝ち組就活スケジュール】

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■特徴として、インターンシップで内定を獲得する層が存在するため、就職活動が本選考の前に終わるという学生も珍しくないです。 

 

◎商社/メガバン/広告代理店/日系投資銀行

   コンサルティングファーム、外資系投資銀行に比べ入社時の能力しか見ないということはなく、人柄やコミュニケーション能力、学生時代に成し遂げたことなどコンピテンシー面接という“ヒト”をしっかりと見る面接が、本選考では行われます。そして、この本選考が採用の中心に置かれます。

   本選考が採用の中心だからと言って、上記二つのコンサルティングファームや外資系投資銀行と比べ、就職活動をスタートする時期が遅くなるというわけではありません。なぜなら、商社/メガバン/広告代理店/日系投資銀行などの大手難関企業は競争倍率も非常に高く、競合する学生も早慶~東大というハイレベルな戦いが繰り広げられるため、就職活動における経験値をインターン等に参加することで高め、準備することが必要になるからです。

   これこそが、就職活動の本選考時期変更がコンサル(外コン、日系コンサル)、投資銀行部門(外資系/日系IB)、メガベンチャー、商社、広告代理店、メガバンク志望者のようなハイエンド就活生にとって、まったく関係ないという意味の所以です。

【商社/メガバン/広告代理店/日系投資銀行 勝ち組就活スケジュール】

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■インターンシップはあくまでも本選考の経験値を貯めるためのステップという位置付けではあるが、インターンシップで一目置かれる結果を上げることができると本選考で優遇がある場合も少なくないため、練習試合といえどもしっかりと準備して臨むべし。