大手企業/外資系企業の内定HACK術

コンサル/外銀、メガベンチャー/広告代理店、商社/メガバン志望者必見!!外コン内定者が教える就活HACK術

内定HACK術:他の就活生の3割の時間で自己分析/業界研究を行う方法

就活の外観  

出典:https://job.nikkei.co.jp/2016/open/process/flow/

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■このように、一般的な就活スケジュールのメイントピックスの一つとして、「自己分析」「業界・職種・企業研究」は考えられており、多くの就活生が頭を抱え、時間をかけて臨むことが多いと思います。

自己分析の一般的定義

以下、コトバンクからの引用

kotobank.jp

 自己分析とは、「自分を探る」作業のことです。就活の際の自己分析とは、「どんなシゴトがしたいか」「どんなシゴトが自分に向いているか」「どんな会社に行きたいか」を認識・理解することといえます。簡単にいうならば、大学を受験する時に、「自分は何に興味があるのかな?」「大学生活で何をやろうかな?」「どこの大学だったら入学できるかな?」とあれこれと悩んだうえで、進路を決めたと思います。それと同じことだと考えてみてください。

業界分析の一般的定義

以下、コトバンクからの引用

kotobank.jp

就職活動を始めるにあたって、自分がどんな仕事をやりたいのか、あるいはどんな会社に就職したいのか、方向性を絞っていく必要があります。しかし、会社といってもほとんどの人は大企業のCMなどから受ける漠然としたイメージしか持っていないのが現状でしょう。まずは世の中にどんな業界があるのか調べることから始めましょう。自分が知っていた業界の範囲は、狭いものであったことがわかるはずです。たとえば、ひとくちにメーカーといっても、素材系から機械、金属、自動車、繊維、印刷などさまざまです。また、業界ごとに特徴がありますし、市場や発展性など知っておくべき事柄はたくさんあります。業界研究をするには、この「就活大百科 キーワード1000」の中の「業界研究ページ」がおすすめです。

 

正しい捉え方

 

私自身も自己分析は「自分を探る」作業であると思います。ただ、

就活の際の自己分析とは、「どんなシゴトがしたいか」「どんなシゴトが自分に向いているか」「どんな会社に行きたいか」を認識・理解することといえます。

この部分は明らかに間違っています。引用部分のように自己分析を捉えると、自己分析で導かれる結論が常に仕事に直結しなければならないという、暗黙のルールに縛られすぎてしまい、なかなか“本当の自分”というのが見えてきません。

 

正しい自己分析

 

 自己分析とは「自分の根源的な欲求は何か?」を定めるだけで良いのです。

たとえば、以下の例のような自己分析というお堅い言葉から導かれるにはあまりにもしょうもない欲求でも自分の最も大きな欲求であると思えば、全然構わないのです。

根源的欲求の例)

・とにかくお金が欲しい

・女の子にモテタイ

・友達、家族、など身の回りの人から認められたい

・仕事はどうでもいいから、趣味を極めたい

世の中の人のために~のように高尚な欲求だけじゃなくて良いのです。

自己分析で重要なことは、自分に嘘を付かず、根源的な欲求を見つけることだけなのです。

 

正しい業界分析

 

 そして、「自己分析から導かれた欲求を満たす」ことを最低限の条件に設定し、業界を絞っていけば良いのです。ここで、ポイントなのが導いた根源的な欲求を以下に具体的なところまで詰めることができるかです。

たとえば、以下のように詰めていくと、業界も絞りやすいです。

具体的な絞り方)

 ◎とにかくお金が欲しい

⇒自分が理想とする年収と「企業の年収ランキング」を照らし合わせてみましょう。そうすれば、どの業界だったら、自分が理想とする年収を満たすことができるか一目でわかると思います。

 ◎女の子にモテタイ

⇒「女子が合コンしたい企業ランキング」を参考にしてみましょう。そうすれば、どの業界が女の子からの受けが良いかわかると思います。

 ◎友達、家族、など身の周りの人から認められたい

⇒友達、家族など身の周りの人がどんなことを「すごい」と考えるのか、価値観を探ってみましょう。

 ◎仕事はどうでもいいから、趣味を極めたい

⇒福利厚生、ワークライフバランスが考慮されやすい職種を調べてみましょう。たとえば、コンサル・投資銀行は仕事きついから、定時で帰れる銀行が良いななど。

 

 このような手順で自己分析、業界分析を行うことで、自分が調べるべき対象を最初から絞ってしまうことで、大幅な効率化が見込めます。

なので、業界分析の以下の部分は大きく的を外していることになります。

まずは世の中にどんな業界があるのか調べることから始めましょう。自分が知っていた業界の範囲は、狭いものであったことがわかるはずです。たとえば、ひとくちにメーカーといっても、素材系から機械、金属、自動車、繊維、印刷などさまざまです。また、業界ごとに特徴がありますし、市場や発展性など知っておくべき事柄はたくさんあります。

 やたら、めったらに調べまくれば良いというわけではありません。

なぜなら、自己分析・業界分析は評価の対象にすらなる部分ではないのです。

 

まとめ

 企業は、自己分析・業界分析がしっかりできているか?を面接で評価するわけではありません。これ以降は、「HACK術:面接編(執筆中)」でしっかりとお話したいと思いますが、自己分析・業界分析はあくまでも、「自分が受ける企業を決める作業」ということに過ぎません。

 企業選択に時間を使いすぎて、その行きたい企業に受かるための対策をおろそかにすることは本末転倒ですよね?

*自己分析で導いた欲求=会社への志望動機(面接で答えるべき志望動機)ではございません。あくまでも、今回の段階は「自分が受ける企業を決める作業」=エントリーする会社を決めるということであり、面接段階における話ではございません。面接でのポイントを知りたい方は、「HACK術:面接編(執筆中)」をご参照ください。